隅の打ち方

前のページで、囲碁では中央と辺と隅では、隅が一番効率が良いと説明しました。

では、隅のどこに打つと良いでしょうか。
このページでは、隅でよく打たれる場所について説明します。

小目(こもく)

小目は右上で言うと、上から4つ目で右から3つ目の位置です。
(もしくは上から3つ目で右から4つ目です)

小目

小目は二手打つと効率の良い陣地ができ、発展性も良くなります。

小目のシマリ

星(ほし)

星は4の4の位置です。

星

星は3の3の位置に入られると簡単に相手に陣地にされます。
しかし、その分中央や辺に強くなりますし、三手打って隅を囲うと効率の良い陣地になります。

 

 

三々(さんさん)

三々はその名の通り、3の3に打ちます。

三々

三々は一手でほぼ隅を陣地にできますが、辺や中央に弱いです。

目外し(もくはずし)

目外しは3の5の位置に打ちます。
小目より一路辺寄りに打ちます。

目外し

目外しは、小目の位置に打つと効率良く陣地が囲えます。
また、辺へ発展しやすいです。

高目(たかもく)

高目は4の5の位置に打ちます。
星より一路辺寄りに打ちます。

高目

高い位置に打つので隅には弱いですが、辺や中央へ強くなります。

特徴とメリット・デメリット

上から順に陣地になりやすく、下から順に辺や中央に強いです。

三々
小目

目外し
高目

おすすめ

現在、プロの対局では、小目と星が一番多く打たれていて、8割以上ではないかと思います。

これは小目と星がバランスが良く、打ちやすいからと思います。

最初の内は、小目と星が打ちやすいのでおすすめです。
慣れてきたら三々や目外しや高目を打っていくと良いと思います。