簡単な布石の打ち方

囲碁では序盤のことを布石と言います。
一般的にも「布石を打つ」と言われますが、その布石のことです。

その布石を打つ上で、基本的な考え方として有名な格言があります。

「一に空き隅、二にシマリとカカリ、三に開き」です。

プロの対局でも、この通り打たないこともありますが、この通り打っていることの方が多いと思います。

最初の内は、この格言通り打った方がおすすめです。

では、実際の対局からこの格言を見てみたいと思います。

 

 


1~4手はそれぞれ空き隅を打ちました。
5~8手まではシマリを打ちました。
9~12手までは開きを打ちました。

これは単純な形ですが、わかりやすい例です。

次はすべて掛かった例です。

 

 


最後の2手は開き(受け)です。

次はシマリとカカリのある布石です。

 

 

実際の対局では、開きがなかったり空き隅に打っていない状況で中盤に入ることもありますが、基本形として覚えておくと良いと思います。