打ち込みとケシ
囲碁で相手の陣地を減らす方法として打ち込みとケシがあります。
打ち込みが直接的に相手の陣地を減らすのに対して、ケシは軽く減らします。
前のページで説明した肩ツキとボウシはケシの一種です。
打ち込み
下の図は相手の陣地に打ち込んで、自分の陣地を作っています。
下の図はよくある定石ですが、こちらも相手の石の間に打ち込んで陣地を作っています。
ケシ
下の図は相手の模様に対して、軽く陣地を減らす目的でケシを打っています。
模様をケシに行く場所は、模様の境界線が良いと言われていて、下の図では▲のマークのあたりになります。
下の図のようにケシではなく、直接打ち込むこともできますが、この場合、石が取られるかもしれませんし、取られなくても上辺の白石に悪い影響が出たり黒石を強化させたり、攻められたりするかもしれません。
打ち込むかケシかはその時の判断によります。